運動会は終わりましたが、ハロウィン、七五三、クリスマス、お正月…とイベントたっぷりの秋冬。
せっかくなら、子どもたちの可愛らしい姿を写真に残しておきたいですよね!?
運動会でも写真の撮り方を特集しましたが、ハロウィンや七五三を前にもう一度、撮影方法を確認しておきましょう!
(運動会の写真の撮り方の記事はこちらをご覧ください。)
プロカメラマンに聞く!ハロウィン、七五三、クリスマス、お正月…イベント写真の撮り方
以前、下の娘の初節句に、懇意にしているプロのカメラマンさんを自宅に招き、撮影会を行ったことがあります。
今回は、その際、教えてもらったプロカメラマン直伝のイベント写真の撮り方を伝授したいと思います(^_-)-☆
① 子どものイベント撮影のコツ☆ 自然光を大切に!
最近は一眼レフカメラはもちろん、安価なコンパクトデジカメでも、かなり性能の良いフラッシュが使えるようになりました。
そのため、室内での撮影には当然フラッシュを使っているというママパパも多いのではないでしょうか?
でも、家庭用のカメラの照明では、なかなか部屋全体を明るく照らすことはできません。
そのせいで、かえって背景が暗く違和感のある写真になってしまいがちです。
また、子どもたちは動きが速いため、フラッシュを使ってしまうと、肝心の笑顔がピンぼけになることも多いもの。
そのため、たとえ室内の撮影であっても、子どもの場合は、
できるだけ自然光を採り入れることが重要
になってくるわけです。
特に、七五三やお正月で着物を着ている場合は、衣装のありのままの色を再現するため、子どもたちをさりげなく窓際へと誘導しましょう。
ただ、時間帯によっては逆光になったり、西日が強く差し込んだりする場合もあります。
撮った写真はできるだけ、その都度確認し、光の差し具合をこまめにチェックしましょうね。
ハロウィンやクリスマスは夜にパーティを行う場合が多く、どうしても室内が暗くなりがちです。
ただ、最近はカメラのモードきりかえや撮影後のカラー調整で対応できる場合も多いです。
フラッシュを使うべきかどうか迷ったときには、
使ったものと使わないものの2種類を撮影しておく
のもおすすめですよ。
② 子どものイベント撮影のコツ☆ 目線をそらす工夫を!
子どもが大きくなるにつれ、写真を撮るとき、ピースサインやハートマークなどのキメ顔を作るケースが多くなってきますよね。
もちろん、そんな表情も可愛いですが、私たちママパパが残したいのは、ごく自然な表情。
そのためにも、写真撮影のとき
子どもたちの目線をそらす工夫
をしたいものです。
皆さんのカメラは、シャッターを切るとき「ピッ」という機械音はしませんか?
そんな音を消しておくだけでも、子どもたちの目線をカメラからそらすことが可能です。
機種によって設定方法はバラバラですが(スマホの場合は盗撮防止のため、音を消せないケースも多いようです)、一度、自分のカメラの設定を確認してみましょうね。
また、せっかく付いているのに意外と使っていないのが連写機能です。
一枚目はカメラに向かってポーズをとっている子どもたちも、撮影が終わったと思ったら油断していつも通りのあどけない表情を見せてくれるはずです。
連写機能を使い、その一瞬の「素の表情」を狙うのです!
最近では、コンパクトデジカメにも搭載されている機種が多いですので、こちらもあわせて使い方をマスターしてみてくださいね。
特に幼い子どもの場合、ママパパ、ジージ、バーバが協力し手分けをして、子どもたちの興味を引くのも良い方法ですね。
カメラに注意を引きつけるのは大変ですが、他のところに視点を持っていくのは、実はそれほど難しくありません。
お気に入りのおもちゃや音の出るおもちゃを上手に使うといいですね。
ここは、可愛い子どもの写真を残すため、家族が一丸となって子どもたちの目線をカメラ以外の場所にひきつけましょう!
③ 子どものイベント撮影のコツ☆ アングルを変えてみる!
大人の目線と子どもの目線の差は、2~30cm、乳幼児の場合は50cm以上ある場合も多いですよね。
ママやパパがいつも立ったままカメラを構えていては、どんな写真も少し上からのアングルになってしまいます。
ひざまずいてみたり、ときには思いきって寝転がって撮影してみる
のも、子どものイベント撮影を上手にこなす一つの手段です。
また、七五三やお正月で着物を着ている場合は、後ろからのアングルも必ず撮っておきたいポイント。
着物は、後ろからの視線を強く意識して、柄が描かれたり帯が結ばれたりしているからです。
子どもに両袖をさりげなく広げてもらって撮影すると、着物の美しい柄が写真に残せますよ!
ハロウィンやクリスマスの場合、料理や小物などを画面に大きくとりいれたアングルもおすすめです。
ハロウィンのごちそうやクリスマスケーキは最高の小道具となりますよね☆
いつも
少し上から子どものアップ
というありきたりのアングルでは、後から見たときに面白味にかけてしまいます。
アングルや景色と人物の配置を工夫することで、私たちママパパでもプロ顔負けの写真が撮影できるようになりますよ!
いかがでしたか?
子どもが生まれたその日から、誕生日、ハロウィン、七五三、運動会、クリスマス、発表会…と写真を撮る機会は何度も何度も訪れます。
けれども、
今、この瞬間の子どもの笑顔は一度きり
です。
素敵な宝物であるその表情を「写真」という形でずっと残しておきましょう!
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