夏から秋を迎え、台風が繰り返し到来する季節となりました。
子どもがいるご家庭では、暴風警報が出て、学校や幼稚園が休校になることも多く、お仕事や用事の予定が立てにくい時期なのではないでしょうか?
洪水や浸水被害、土砂崩れも心配です。
かく言う私も、過去、何度も浸水被害に遭ったことのある地域に住んでいます。
今回は、子どもや赤ちゃんがいるご家庭のための台風対策を一緒に考えていきたいと思います!
暴風警報、大雨・洪水警報・・・どの警報が発令されたら、学校は休みになるの!?
台風がやってきた際、学校が休みになるかどうかは、私たち保護者にとって大きな問題です。
長年、子どもを学校に通わせているママパパはもう慣れっこかと思いますが、初めて小学校に子どもを通わせる保護者は少し混乱してしまうこともあるでしょう。
ここで、基準をまとめておきたいところなのですが・・・。
実は、どの警報が発令されたら学校が休みになるか、ということに関しては、全国一律の基準はありません。
子どもが公立の学校に通っている場合、各自治体の教育委員会があらかじめ一定の基準を設けているのが現状です。
私は現在、大阪府にある市町村に住んでいますが、ここでは、
朝7時現在、暴風警報が出ている場合 → 自宅待機
その後、朝9時までに暴風警報が解除された場合 → 登校
朝9時現在、暴風警報が解除されていない場合 → 休校
登校後、暴風警報が出た場合 → その時点で下校
という流れになるようです。
周辺の自治体を見比べてみましたが、同じようなケースも多くみられました。
大阪府下の自治体では、
● 暴風警報は休校になる可能性があるけれど、大雨・洪水警報はならない
という基準をとっているところが多そうですね。
逆に、私たちの住む自治体とは違い、
● 午前7時の時点で暴風警報が出ていたら休校
と、一段階で休校の判断をする自治体も多いようです。
午前9時まで、「どうなるの~」と気を揉むよりは、ズバッと決めてくれる方が嬉しい気もします・・・。
このように、同じ大阪府下でも判断基準はまちまちのようですので、くれぐれも学校から配られる「休校基準」をよく読んでおくようにしましょう。
また、たとえ休校基準を満たしていない場合でも、通学路の状況や個別の事情から学校長などの判断で休校や自宅待機になる場合もあるようです。
緊急連絡メールや自治体、学校のHPなどをマメに確認しておくといいですね。
台風や大雨に備えて、緊急避難グッズを常備しておこう!
毎年、日本中のどこかで大きな土砂崩れや浸水被害が起きる昨今。
やはり地球温暖化の影響なのでしょうか?
今までに被災した地域だけではなく、もはや日本全国、どこでどんな被害があっても不思議ではありません。
これまでの常識が通用しませんから、私たち子育て世代は、常に子どもの命を守る準備をしておく必要があります。
阪神・淡路大震災や東日本大震災などの教訓で、自宅に緊急避難用のグッズを揃えている人も増えてきました。
便利なセット商品も販売されていますね。
でも、小さな子どものいるお家は、市販の緊急避難セットでは不十分な場合も多くあります。
実は、我が家も大阪北部地震で被災し、さらにその後の西日本豪雨やライフラインの不具合で、数日間避難を余儀なくされました。
その経験から、本当に必要な避難グッズについて考えてみたいと思います。
・懐中電灯
先日の大阪北部地震では、幸い大きな停電にはなりませんでしたが、台風による被害の場合は、大雨や落雷もあり、電気が来なくなってしまう可能性も十分に考えられます。
避難の際にも、必要不可欠ですから、枕元やテーブルなど、室内の複数箇所に懐中電灯を用意しておくと良いでしょう。
避難バッグの中には、忘れずに替えの電池も入れておきましょう。
子どもが小さい場合は、抱っこしたり、手を繋いだりして、手がふさがってしまうケースも考えられます。
できれば、ヘッドライトやヘルメットタイプなど、両手を開けることができる懐中電灯を用意しておくと良いでしょう。
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・ 薬
我が家の子どもの1人は持病があります。
そのため、必ず毎日薬を飲み続けなければなりません。
そこで当然のこととして、予備の薬を避難グッズの中に入れておいたのですが・・・。
うっかりともう1人、持病のない方の子どもの常備薬を入れ忘れてしまっていました(>_<)
いざ、避難生活が始まると、他の子どもたちから感染症をもらってしまうこともあります。
場合によっては、すぐに病院に行けないことも多くあるでしょう。
熱冷ましや咳止めなど、最低限の常備薬は、用意しておくことをおすすめします。
・ビニール袋・ポリ袋
意外と役に立つのがスーパーやコンビニのビニール袋や、ゴミ捨て用のポリ袋です。
汚れた物を入れるのはもちろん、いざというとき、子どものオムツやトイレ代わりにも使えます。
ペットボトルなどに比べると耐久性に問題はありますが、水を運んだり、空気を入れて浮き輪代わりにもなります。
窒息に気をつけなければいけませんが、小さな子どもでしたら、穴を開けてレインコートや防寒具の代わりにすることも可能です。
コンパクトに折りたたむことができ、重さもほとんどありませんので、忘れずに避難バッグの中にしのばせておくといいですね。
その他にも、緊急避難グッズのリストと見比べながら、早めの準備を心掛けましょう。
子どもの場合は、せっかく揃えていたのに、現状とは離乳食の段階が違ったり、オムツや服がサイズアウトしたりして、役に立たなかったりというケースもよくあります。
乳児期は2,3カ月に1度、少し大きくなっても、年に2回程度は、緊急避難バッグの中身を確認しておくようにしましょうね。
いかがでしたか?
災害大国といわれる日本。
今回は、台風や洪水をテーマに取り上げましたが、地震や津波などもまたいつ発生するか分かりません。
子どもが小さいうちは、自分たち家族が「災害弱者」であることをしっかりと意識し、早め早めの対策をとるように心掛けましょう!
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