伊丹市昆陽池にある伊丹市昆虫館。
関西にある数少ない昆虫館の1つです。
奈良県橿原市の橿原市昆虫館、大阪府箕面市の箕面公園昆虫館との三択で、今回はこの兵庫県伊丹市昆虫館に決めました。
伊丹市昆虫館に決めた理由や、駐車場情報、夏休みの土日の混雑情報など、生の口コミをお伝えします☆
伊丹市昆虫館に決めた理由!虫が嫌いな子でも大丈夫!?
我が家の小学校3年生の長男は、夏休みの宿題として、虫の研究をすることになりました。
例年、カブトムシを飼っているのですが、今年は猛暑のためか、8月を迎えず全滅(>_<)
そのため、昆虫館に行くことになりました。
6歳の妹は、動物や昆虫が大好き。
行く前からテンション上がりまくりです。
それにひきかえ、一緒に連れて行くことになった甥っ子は、虫が大の苦手。
蚊がとんできただけでもいつも大騒ぎをしています。
そんな3人の子どもたちが、一番楽しめる場所は・・・と探し当てたのが、伊丹市昆虫館でした。
関西にある他の昆虫館ではなく、伊丹市昆虫館に決めた理由の1つは、展示の順にあります。
他の昆虫館はあまりよく分からなかったのですが、伊丹市昆虫館は、初っ端、生体展示ではなく、模型の展示。
これなら、虫が苦手な甥っ子でも大丈夫かなと考えたからです。
実際に、行ってみるとこれが大正解!
少しへっぴり腰でしたが、しっかりと展示を見てまわっていました^^
実際の200倍のハチを食い入るように見つめる子どもたち。
「こんなに毛が生えているんだね~!」
「眼はどうなっているのかな!?」
と興味津々でした。
伊丹市昆虫館は夏休みの自由研究にもピッタリ!
模型のコーナーを見学後、標本のコーナーを見に行きました。
これまた、急に生体を見るよりは、虫嫌いの甥っ子にとって、心の準備期間ができたようです(^_-)-☆
伊丹でも結構色んな虫がいるんですね。
思わず大人も童心にかえって見つめてしまいます。
虫好きのバイブル・ファーブル昆虫記。
伊丹市昆虫館でファーブルにも負けない、自由研究を作り上げましょう!
伊丹市昆虫館なら虫好きも大満足!
さあ、いよいよ、6歳虫好き女子が待ちに待った生体展示のコーナーです。
色々な昆虫が展示されていましたが、中でも、子どもたちに人気があったのが・・・
真っ暗にされた部屋の中、懐中電灯を片手に探索気分が味わえるこちらのコーナー!
闇夜の山の中で、昆虫たちが繰りひろげる闘いを固唾を呑んで見つめます。
これでも、十分大喜びだった娘。
でも、この日の伊丹市昆虫館は、これだけでは終わりませんでした!
実際に、昆虫に触れるコーナーが時間限定で設けられていたのです!
カブトムシにナナフシ、アオムシにゴキブリまで!!
食事をとりながらご覧頂いている人もおられるかと思いますので、写真は割愛しますが、虫大好きの娘ちゃん、何とも愛おしそうな目でアオムシやゴキブリをめでていました。
もちろん、その辺にいるゴキブリとは違い、リンゴなどしか食べない「清潔なゴキブリ」だそう。
さすがに、虫嫌いの甥っ子は、後ずさりしていました・・・^^;
それでも、やっぱり順応性の高い子どものこと。
いつの間にか、虫にも慣れ、ナナフシを三人でとりあいっこするほどに!
蚊にも触れなかったことを考えれば、物凄い進歩ですね(^^)v
伊丹市昆虫館の最大の見どころ!チョウ温室☆
虫嫌いの甥っ子も随分昆虫に馴染んだところで、お待ちかね!
伊丹市昆虫館の最大の見どころともいえる、チョウ温室へ出発です。
中では、こんなに美しいチョウたちが飛び交う姿を間近で見ることができます。
普段はあまり見られないチョウたちにウットリ。
各所に蜜皿が用意されていますので、じっくりと観察することができるのです。
スタッフの方が産み付けた卵を採集しておられました。
お手伝いさせてもらって超ご機嫌の子どもたち☆
都会に住む子どもたちにとっては、本当に貴重な体験ですね。
伊丹市昆虫館の基本情報・混雑状況・駐車場情報
このほかにも、この日の特別企画でオリジナルバッジを作ってもらったり、折り紙を折ったり、昆虫に変身したり…と、子どもたちはとても充実したひとときを過ごしました。
◆伊丹市昆虫館◆
【開館時間】 9時30分~16時30分(最終入館16時)
※ チョウ温室は10時から入室可【休館日】
火曜日 (火曜が祝日の場合は翌日)
12月29日~31日、1月1日
※ その他、臨時休館日あり【入館料】
大人 400円
中高生 200円
3歳~小学生 100円
2歳以下は無料
そのほか、伊丹市在住の方は、シニア割引などがあるようです。
この日も、夏休み中でしたが、伊丹市在住の子どもたちは無料で入館できるようでした。
残念ながら、JAF等の割引はないようでした。
詳しくは、伊丹市昆虫館にお問い合わせください。
伊丹市昆虫館
TEL 072-785-3582
この日は、夏休み中の日曜日、特にお盆休みということもあり、かなりの数の人が来場していました。
チョウ温室は暑いこともあり、少し混んでいるように感じましたが、チョウもたくさん飛んでいますので、観察したり撮影したりする分には、それほど不自由さを覚えませんでした。
暗室を見回るスペースは大変賑わっていて、懐中電灯がすべて使われてしまっていて、少し待たなければいけませんでした。
昆虫との触れ合いは、割とスムーズにできたと思います。
駐車場は昆陽池の周りを10分ほど歩いたところにあります。
車もたくさん止められていましたが、150台ほど駐車可能で、満車になりそうな感じではありませんでした。
ただ、閉館までいたため、出庫時は行列になっていました。
駐車料金:1台につき1時間まで200円
以降30分毎100円追加
(2018年8月現在の情報です)
最大料金がないので、その点は注意が必要ですね。
※ おまけ
実は、昆陽池、今や大リーガーとして活躍するマー君こと田中将大投手の出身地!
伊丹市昆虫館には、こんな貴重なマー君の直筆も飾られています。
いかがでしたか?
最近は、自然に触れる機会が少なくなったこともあり、虫が苦手な子どもが増えてきました。
そのためか、中学受験を指導していると、理科が苦手な子どももまた多くなってきていると感じます。
昆虫の分野は、生物の多様性を知るうえでも非常に重要。
虫が大好きな子も、そうでない子も、中学受験を考えている子も、ぜひとも、伊丹市昆虫館に足を運んでみてくださいね!
注:イベント内容はその日によって変わりますので、事前に確認してからお出かけください。
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