兵庫県明石市は、日本の標準時を決める「子午線」の街。
ちょうど子午線の上に建てられた、明石市立天文科学館に行ってきました!
大阪市立科学館やバンドー神戸青少年科学館などに比べると少しマイナーな科学館ですが、実は嬉しい秘密がいっぱい!
子どもたちが大好きなプラネタリウムやチケットの割引情報も満載です☆
明石市立天文科学館☆理科だけでなく社会の学習にも最適!
明石海峡大橋が一望できる明石市立天文科学館。
明石市立天文科学館のスゴいところは、通常の科学館のように理科の学習ができるだけでなく、社会・地理の勉強もできること!
宇宙、天文の知識はもちろん、子午線の展示を見ることで、社会・地理の必須分野、「時差」のしくみも理解できるのです(^_-)-☆
言葉だけを聞いていてもなかなかイメージが湧かない「緯度・経度」。
けれども、これから国際人として活躍する子どもたちにとって、決して避けて通れない大切な学習分野です。
この明石市立天文科学館は、日本の標準時を決める東経135度上にあります。
館内を歩いていれば、小さな子どもたちでも、ハッキリ分かるよう、東経135度のラインがそこかしこに引かれているのです!
エレベーターの天井にも・・・!
明石市立天文科学館の中を探索しているうちに、子どもたちは否が応でも「東経135度」を意識するようになるはずです。
夏休みの自由研究にもピッタリですね!
明石市立天文科学館で「時間の大切さ」を身につけよう!
明石市立天文科学館は、日本の標準時刻を決める場所。
そのため、館内では、たくさんの「時間」にまつわる展示が繰りひろげられています。
明石市立天文科学館は、もちろん雨の日でも楽しめますが、もし天気の良い日に訪れたのなら、ぜひとも4階にある日時計広場に行ってみてください。
なんと、自分自身の影の位置から、現在の時刻がわかるのです!
この写真を見ると、時刻は15時少し前でしょうか?
大正解!
手元の時計も14時50分を指しています!!
自分の身体が時計の針になるなんて、子どもたちにとってはとても貴重な体験ですね(^_-)-☆
その他にも、
日傘を使って時刻を調べることができるものも。
子どもたちは興味津々で楽しんでいました♪
もし雨が降っていても大丈夫。
館内にも、「時間の大切さ」を学べる様々な掲示が並べられています。
パソコンを使って、ちょうどの時間を当てるカウントゲーム。
ピッタリかんかんの数字を出すのは至難の業です。
大人も子どもも自分の時間感覚を再発見できる良い機会になりますね。
明石市立天文科学館はプラネタリウムが見放題!?
明石市立天文科学館は、宇宙に関する展示も充実しています。
この日は、火星大接近の期間中ということもあり、惑星に関する展示が多く見られました。
ちなみに、「シゴセンジャー」というのは、2005年から明石市立天文科学館で活躍するヒーローのこと。
ちゃんとファンクラブがあるほどの人気者みたいです(笑)
正義の味方やクイズなどを取り入れ、子どもたちにも楽しく科学に触れてもらおうという雰囲気が伝わってきますね。
こちらは、月の満ち欠けを体感できる装置。
地球型のヘルメットがお茶目です☆
太陽系の自転と公転を伝える装置。
子どもたちの手で回すことができるのが嬉しいですね。
そして、何と言っても子どもたちの一番のお楽しみは・・・
プラネタリウム!
でも、明石市立天文科学館のプラネタリウムは、子どもだけでなく大人にも嬉しい秘密があります。
なんと・・・
何本見ても、追加料金がいりません!
科学館によく行くママパパの悩みの種が、プラネタリウムの別料金制。
入場料とは別途に、お金を払わないといけないところが多いため、子どもが「何本も見たい!」というとあっという間に金欠に。
でも、ここ明石市立天文科学館なら、子どもたちが満足するまで、何本でもプラネタリウムを見せてやることができるのです!
これは、子育て世代の私たちには感激の制度ですよね♪
この他にも、この日は、折り紙のコーナーや天体望遠鏡で金星を見るイベントが行われていました。
中には、予約が必要なものや時間が限られているものもあるようですので、事前にホームページなどでチェックしておくといいでしょう。
明石市立天文科学館の基本情報☆駐車場や混雑状況、気になる割引情報も!
それでは、最後に、明石市立天文科学館の基本情報をまとめておきましょう。
◆ 明石市立天文科学館
【開館時間】9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
【休館日】月曜日、第2火曜日、年末年始
※月曜日または第2火曜日が祝日の場合は開館、その翌日を休館とする。
駐車場はすぐ前に90台ほどおけるところがあります。
駐車場代は
普通車で2時間まで200円
以後、1時間につき100円
となっていました。
はじめの2時間の駐車代は、館内の窓口で支払うようです。
私たちが明石市立天文科学館を訪れたのは、ちょうどお盆明けの土曜日でした。
プラネタリウムも並ぶことなく、入場できました。
スタッフの方のお話によると、その前日、8月17日までは大変混雑しており、特にプラネタリウムは整理券を配っての入場だったそうです。
夏休みに訪れる場合は、できればお盆中よりも、それ以外の時期を狙った方が良さそうですね。
プラネタリウムの追加料金がいらない明石市立天文科学館。
実は、そもそも、子どもの入場料は無料です。
何もかもタダなんて、夏休みの自由研究に訪れない手はありません!
大人の入場料は基本700円。
でも、各種入館割引制度がありました。
まず、高齢者や障がいのある方は半額になります。
さらに、
JAFカードまたはJAF会員証の提示
リロクラブの福利厚生サービスの会員証の提示・クーポンの提出
ベネフィット・ステーション会員証の提示
えらべる倶楽部会員証の提示
JOY ONE CARD会員証の提示
イオンクレジットカードの提示(※お支払いは現金のみ)
スルッとKANSAI2day・3dayチケット提示とクーポンの提出
明石ケーブルテレビの「ACTV135メンバーズカード」提示
兵庫県中小企業従業員共済(ひょうごファミリーパック)会員証の提示
養父市民 住所があることを証明するもの(運転免許証など)の提示(明石市立天文科学館のHPより抜粋)
といったものを提示できる人は、2割引の560円で入館することができるのです。
JAFやイオンクレジットカードでの割引は嬉しいですよね^^
いかがでしたでしょうか?
子どもなら、オール無料で様々なことが体験できる明石市立天文科学館。
子ども連れでのお出かけスポットとして、ぜひともリストアップしておいてくださいね☆
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