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七五三のお祝いっていつするの?男の子と女の子で時期が違うって本当?

皆さんは、もう、七五三のお祝いを済まされましたか?

 

我が家の下の娘は今年5歳。

「あれ?七五三の当たり年!?」

と思いきや、祖父母や周りのママ友に聞いても、

「女の子は違うよ!」

という答えが返ってきます。

 

今日は、ここで一度、七五三の基本事項、

● 七五三はいつするの?

● 七五三は何歳でするの?

● 七五三は数え年でするの?

● 七五三は男の子と女の子でいつやるかが違うの?

 

 

などなど、初めてのママパパには少し複雑な、七五三の時期に関する質問の答えをまとめてみたいと思います!

 

 

目次

七五三とは?七五三は何歳でするのが正解なの?

 

そもそも七五三とは、子どもの成長を祝う行事です。

医療技術が乏しく、栄養状態や衛生状況も良くなかった昔は、生まれた子どもが10歳まで生きられるのは、今ほど簡単なことではありませんでした。

そのため、節目節目を迎えられた喜びを今以上に盛大にお祝いし、これからも健やかに成長することを切に祈る必要があったのでしょう。

 

もともと七五三の由来は、

3歳・・・髪置(かみおき)・髪の毛を伸ばし始める

5歳・・・袴着(はかまぎ)・初めて袴を着ける

7歳・・・帯解(おびとき)・初めて帯を着ける

という儀式にあると言われています。

 

そして、この由来こそが、

● 七五三を何歳でするのか?

● 七五三は男の子と女の子でいつするかが違うのか?

の答えになっているのです。

 

① 七五三のお祝い・3歳

 

3歳のお祝いの由来となっている「髪置の儀」は初めて髪を伸ばし始める儀式。

これには、男女の差がありません。

そのため、本来、

3歳の七五三のお祝いは、男女ともに行う

のが通例でした。

 

ただ、着物業界や写真スタジオなどの影響か、3歳は被布を着た女の子のイメージが強いため、地域によっては、女の子だけしかお祝いしないというところもあるようです。

 

② 七五三のお祝い・5歳

 

5歳のお祝いの由来は「袴着の儀」

袴を初めて身につける行事とされています。

 

ニュースでも見たことがあるかもしれませんが、今でも平安時代の伝統を引き継ぐ宮中行事では「着袴の儀」と呼ばれ、男の子も女の子もお祝いしています。

けれども、一般的には、江戸時代以降は、女の子は袴を身につけず、男の子のみが袴を履くようになりました。

そのため、現在は

5歳のお祝いは男の子のみ

ということになっているようですね。

 

③ 七五三のお祝い・7歳

 

7歳は「帯解の儀」と呼ばれ、それまで付け紐を使って着ていた着物を卒業し、大人と同じように腰紐と帯で着付けるようになるお祝いの儀式です。

こちらも、もともとは男の子も行っていたようですが、袴が男性、帯が女性と考えられるようになってからは、

7歳は女の子のお祝い

ということで定着したようです。

 

まとめると・・・

3歳・・・男女とも(地域によっては女の子のみ)

5歳・・・男の子

7歳・・・女の子

というのが、現代の七五三の一般的なお祝いの仕方となっているようですね。

 

七五三はいつするの?別の日でもかまわない?

 

七五三の正式な日取りは、11月15日です。

 

江戸時代、徳川家がこの日にやっていた・・・などこちらも諸説あるようです。

旧暦の15日は、縁起の良い満月になるというのもこの日に決まった理由の一つだといわれています。

また、11月15日の数字をバラバラにして足すと、

1+1+1+5=8

と末広がりの8になるのも関係があるようですね。

 

ただ、最近は、11月15日が祝日ではなく、平日に当たってしまうことも多いことから、

11月中の土日や、大安などお日柄の良い日を選んでお祝いする

のが普通です。

 

さらに、写真だけはスタジオで別の日に前撮りや後撮りをし、七五三参りの当日は、神社に行くだけというパターンも増えてきています。

 

11月は一気に冬が近づき、子どもたちも体調を崩しやすい時期です。

インフルエンザやノロ、胃腸炎なども流行り始める時期ですので、無理をせず、子どもの体調と相談しながら、七五三のよい思い出を残したいものですね。

 

七五三は数え年でお祝いするの?

 

七五三関連で、もう一つ、ママ友の間で話題に上るのが、

数え年でお祝いするかどうか

ということです。

 

昔は、新年、お正月を迎えると、1歳年をとるという考え方から、数え年でお祝い事をするのが主流でした。

ただ、このあたりもそこまで伝統にとらわれず、子ども最優先で、

● 本人の発達状況

● 兄弟姉妹の年齢差

などを考えて、臨機応変に対応してもよいのではないかと思います。

 

ちなみに我が家の場合は・・・。

京都に近く、祖父母たちも昔の風習を大切にしているため、数え年でお祝いをしました。

 

我が家の息子は3月生まれのため、数え年3歳となる11月の時点では、実年齢は「2歳8カ月」でした。

あどけない表情ではありますが、しっかりと1人でポーズを決め、なかなか凜々しい写真が撮れました。

 

一方、下の娘は7月末の生まれのため、数え年3歳の11月は、実年齢「2歳3カ月」でした。

女の子で下の子ということもあり、何とか神社でも玉串を奉納できましたが、履き慣れない草履での歩行は少し心もとないものでした。

また、上の子とちょうど2歳差だったので、このときは数え年5歳と3歳で一緒にお祝いすることができました。

特に上の子は、早生まれのため、数え年でやっておかないと、同じ学年の子と七五三をする時期にかなり開きが出てしまうため、4歳の秋にお祝いすることに決めました。

 

 

いかがでしたか?

何と言っても

七五三の主役は子どもたち

です。

両家の祖父母の意向もあり、難しいかもしれませんが、子どもたちにとって素敵な思い出が残せるよう、しっかりとプランを立てられるといいです

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