【マインド編】受験期に子どもへ贈りたい言葉。「困難は分割せよ」――焦りを消し去る、親子の魔法の思考法

【マインド編】受験期に子どもへ贈りたい言葉。「困難は分割せよ」――焦りを消し去る、親子の魔法の思考法

こんにちは!教育アドバイザーの梨紗です。

受験勉強って、終わりなき焦りとの戦いだと思いませんか? 「もっとやらなきゃ」「時間がない」「なんでこんな問題もできないの」。 親も子も、毎日そのプレッシャーの中で生きています。特に、うちの娘・みみちゃんみたいに、残り50日という崖っぷちから始めた場合はなおさらです。

でも私は、プロ講師として、そして母として知っていました。 その「焦り」こそが、合格を遠ざける一番の敵であることを。

目次

イライラは「脳のシャッター」を閉めてしまう

実は、脳はイライラしているとき、新しい情報をうまく処理できません。 怒られながら覚えた漢字より、楽しく笑いながら覚えた漢字の方が記憶に残る。これは科学的にも証明されていることです。

だから、受験期に親がやってはいけないことのナンバーワンは、「イライラして子どもを責めること」です。

「そんなこと、言われなくても分かってるよ!」
そう、分かっていてもできないのが受験期の親の現実ですよね。 大丈夫、自分を責めないで。私だって自分の子どもたちのことになると似たようなものです。でも、私は、ある言葉を唱えることによって「落ち着く術」を知っていました。

我が家のように、偏差値20台からのスタートは、いわば「更地(さらち)」の状態です。土台を作っている最中に、穴が空いている(できない問題がある)ことを嘆いても仕方がありません。

そんな私と娘を救ってくれた「魔法の呪文」を紹介しましょう!

デカルトも言っている「勝利の鉄則」

「困難は分割せよ。あせってはなりません」

梨紗先生

これ、実は17世紀のフランスの哲学者、デカルトの言葉なんです。 17世紀の哲学者の言葉が、わずか12歳の子どもの中学受験に効く。なんか、すごくないですか?(笑)
でも、本当に効くんです。私が実際に娘に使って確かめたから自信を持ってオススメできます!

大きな壁を前にしたとき、人は無意識に「全部一気に解決しなければ」と思ってしまいます。でも、それがパニックを生み、焦りを助長し、思考を止める。 だから、「分割」する。その巨大な岩山をハンマーで叩き割って、手のひらサイズの「小さな石ころ」にしてしまうんです。

  • 1000個の漢字を覚える(日本の小学校で6年間に習う漢字は1026個です) → 気が遠くなる(無理!)
  • 1日20個の漢字を、朝の10分でやる → 「これならできそう」

「この1問だけ」「10分だけ」・・・。
そうやって小さく切り分けていくと、不思議なことに手が動き始めます。そして一つ「石ころ」を拾えると、次もまた拾える気がしてくる。その小さな積み重ねが、やがて大きな自信になっていくのです。

プロが教える「分割」の3ステップ

パニックを脱出し、焦りをなくす。そして、何より、親子げんかをせず、子どもを自律的な学習へ導くために、明日からこの3つの手順を試してみてください。

STEP
タスクを最小単位まで砕く

「算数」ではなく「計算1枚」まで。

STEP
時間を区切る

「1時間」ではなく「10分なら何ができるか?」をリスト化

STEP
終わったら斜線を引く

完了したタスクを消す瞬間の「自分が気持ちいい!」という快感を、脳に覚えさせる

「できること」から積み上げる勇気

もう一つ、私が娘に伝えたことがあります。

「小さな『できること』を見つけて、コツコツやっていけば、どんな大きな困難も必ず乗り越えられます」

これ、当たり前のことに聞こえますよね。でも実践できている人は、ほとんどいません。

多くの親御さんは「できないこと」に目を向けがちです。 「なんでこれができないの」「まだここも分からないの」。でも子どもの脳は、「できた!」という成功体験によってのみ、活性化します。「できること」を先に見つけて、そこから積み上げていく。それが最速の近道なんです。

偏差値20台だった娘に、最初に与えたのは「簡単すぎる」と思えるくらいの問題集でした。難しいものは要りません。まず「解ける実感」を手にすることが最優先だったからです。
テキストについては、また後日、詳しくお話していきますね!

苦しいとき、つらいときほど笑顔で

そして最後に、私が娘・みみちゃんに一番伝えたかった言葉。 「苦しいとき、つらいときほど笑顔で😊」

これは、実は、当時、膵臓がんと闘いながら、それでも笑顔を絶やさなかった私の母(娘のおばあちゃん)が、言い続けてくれた言葉、命を懸けて教えてくれた「バトン」でもあります。

笑顔には、脳をリラックスさせる科学的な効果があります。口角を上げるだけで、ストレスホルモンが減少する。つらいときこそ、笑顔。これは精神論ではなく、勝つための「戦略」なのです。

手書きの「温度」を届ける

どうでしょうか?ここまで読んでいただいて、あなたとお子様にとって、有意義な言葉はありましたか?もし一つでも見つかったなら、ぜひそれをお子様にも共有してみてください。

私は上に書いたような言葉を、3日に一度、手書きのメッセージにして娘に渡していました。 なぜ手書きか。それは、手書きの文字には「温度」があるからです。

「大丈夫!みみちゃんなら必ずできます!!」

この一言を、疲れた夜にそっと置いておく。 たったそれだけで、翌朝また机に向かえる子どもに変わる。 私はそれを、50日間で何度も目撃してきました。

大きな壁を前に立ちすくんでいるのなら、まずは深呼吸をして、目の前の一つの「石ころ」を拾い上げることから始めましょう。 大丈夫、あせらなければ、道は必ず開けます。

まとめ:焦りを消す3つの言葉

① 「困難は分割せよ、あせってはなりません」 大きな問題は小さく切り分ける。今日できることだけをやる。

② 「小さな『できること』を見つけてコツコツやる」 できないことより、できることに目を向ける。簡単な問題から始める。

③ 「苦しいとき、つらいときほど笑顔で」 笑顔は科学。口角を上げるだけで脳が変わる。

この3つの言葉を、今日から子どもに伝えてみてください。

そして、もし「梨紗先生が実際にみみちゃんに渡した手書きメッセージが見たい」という方は、LINEご登録の特典としてプレゼントしています。受験期のお守りとして使っていただけると嬉しいです。

LINEで受け取る →


この記事は、kosodate.funの連載「50日間の逆転ストーリー」第7話と連動しています。

物語はこちらから→

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次