こんにちは!教育アドバイザーの梨紗です。
「毎日、漢字と計算くらいやりなさい!」 受験生の親御さんなら、一度は(いえ、毎日?)叫んでいる言葉ではないでしょうか。でも、子どもに「やりなさい」と言うだけでは、なかなか続かないのが現実ですよね。
実は、偏差値20台から逆転合格した私の娘・みみちゃんも、最初は「サボリ虫」の常習犯でした。そんな彼女が、なぜ入試までの50日間、一日も欠かさず机に向かえるようになったのか?
今日は、継続を「精神論」ではなく「仕組み」に変える、私の魔法のノートに記した3つのルールを公開します。
なぜ「継続」はこんなに難しいのか
毎日、決まったことを、決まった時間にやる。 言葉にすると簡単に聞こえますが、実はこれが一番難しい。人間の脳は、新しい習慣を定着させるまでに平均66日かかると言われています。つまり、本来なら、我が家で実行した「50日間の猛追期間」は、ちょうど「習慣になりかける」タイミングで終わってしまうわけです。
だからこそ、最初の1週間が勝負。続けるためには「やる気」に頼るのではなく、「脳が迷わない仕組み」が必要なのです。
ルール①「日割り」でタスクを固定する
「今日は何をしようか?」と考える時間は、子どもにとって最大の「サボる隙」になります。 私のメソッドでは、やるべきことをすべて日割りにして、カレンダーに落とし込むところから始まります。
- ルール:計算1枚、漢字20個のように、量を完全に固定する。
- ポイント:あえて「物足りないかな?」と思うくらいの分量から始めるのがコツです。
「これをやれば終わり!」というゴールが明確に見えていること。これだけで、子どもの鉛筆は驚くほどスムーズに動き出します。
そしてもう一つ。量が決まっていると、子どもは集中します。早く終わればそれだけ自由時間が増えるという、シンプルで強力な動機が集中力を生むのです。
ルール②「浮気」をせず、1冊を5回繰り返す
梨紗先生「新しい問題集を買えば、やる気が出るかも」……それは親の淡い期待に過ぎません(笑)。
プロの視点から言えば、合格への近道は「分からない問題を1問でもなくすこと」にあります!
さて、ここで質問です。
「新しい問題集を5冊解く」vs「同じ問題集を5回繰り返す」
さて、合格に近づくのは、どちらでしょうか?
正解は、もちろん後者です。新しい問題集を次々と買い与えても、プロの目でよく見てみると、同じ漢字、同じ用語、同じような問題・・・、実はどの本でも、毎回、同じような箇所で間違えていることが多いのです。つまり、問題集を変えても「弱点」は変わらないということです。



これ、このサイトに来てくださった皆さんにだけこっそりとお伝えすると・・・、大手塾のカリキュラムで陥りやすい落とし穴。
平常授業、夏期講習、冬期講習で使ったバラバラのテキストをよく見比べてみると、あれあれ・・・?
あなたのお子様、実は、全部同じ問題を間違えていませんか!?
1冊の問題集を何度も繰り返し、「この中から出たら絶対に解ける!」という自信の種を一冊入魂で育てていく。
「この一冊と心中する」、これこそがお金もかからず、最も効果的な戦略です。
ルール③「解き直し」は、その日のうちに
間違えた問題をそのままにするのは、借金を翌日に持ち越すのと同じです。 私のルールはシンプルです。
「間違えた問題は、その日のうちに、まっさらの状態から正解にたどり着けるようにすること」
「答えを見て分かった」は、分かったのではありません。本番の解答用紙と同じように、まっさらに問題文、まっさらの解答欄に、「一から何も見ずに自分の力で解けた」になって初めて、その問題は「できる問題=本番で通用する武器」になります。
この小さい徹底が積み重なれば、たとえ我が家のように50日間であっても、入試当日には他を寄せ付けない圧倒的な力になります。
継続したときに待っている「5つのご褒美」
「なんで続けないといけないの?」と聞いてくる子どもに、私はこう答えます。
「継続は力」。
テストで確実に点が取れる武器が増えます。
「自分はやるべきことをやった」「他の誰より頑張った」
「毎日やった」という事実が、最大のお守りになります。
これは、中学受験が終わった後も、一生の財産になります。
毎日決まったことをこなすと、脳はそれを「心地よい習慣」として認識し始めます。
「今日もできた!」という達成感がドーパミンとなり、自律した学習へと繋がっていくのです。
「大丈夫かな?」と必ず不安になる試験当日の朝。
いつもと同じ、漢字と計算をすれば、なぜか緊張感も吹っ飛びます!
これだけのご褒美があるのなら、やらないという手はありませんよね!?
親にできる、たった一つのこと
ルールを伝えたら、あとは親がやることは一つだけです。 「今日もよく頑張ったね!」と言ってあげること。
点数や正誤より、まずこの一言。子どもは「誰かに見てもらうこと」で継続できます。「えらいな」という承認が、翌朝また机に向かわせる原動力になる。私はそれを、50日間で何度も目撃してきました。



できたらシールを貼る、ギュッとハグをする・・・。高価なご褒美は要りません。
「頑張って!」ではなく、「頑張ったね!」。
大好きなあなたの一言で、お子様は誰よりも「強く逞しい受験生」へと成長します!
まとめ:継続は才能ではなく、仕組みの問題
「継続」は才能ではありません。「うちの子、根気が無いから・・・」そんなことはありません!要は、子どもを迷わせない「仕組み」の問題です。 まずは明日、小さな一歩を「日割り」にすることから始めてみませんか?
そして、もし「日割りのやり方を教えてほしい」「梨紗先生が実際にみみちゃんに渡した手書きメッセージが見たい」という方は、LINE登録特典としてプレゼントしています。受験期のお守りとして使っていただけると嬉しいです!
この記事は、kosodate.funの連載「50日間の逆転ストーリー」第7話と連動しています。
物語はこちらから→











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